函館
函館
「函館山からの夜景」で有名な函館は、北海道を代表する国際的な観光都市です。
異国情緒あふれる街並み、新鮮な海の幸、美しい夜景、歴史や温泉などなど、
函館の魅力は一言では語り尽くすことができません。
食べる
函館ラーメン
「日本最古のラーメン」
函館でラーメンが登場したのは1884年と言われており、「日本最古のラーメンである」という説もあります。そんな函館ラーメンは、透明感のあるスープが特徴的なあっさり塩ラーメンです。
非常に透き通ったスープは、上品であっさりとしながらも味わい深く、ストレートの細麺とよく合います。
上品な味わいを生かすように、具は比較的シンプル。チャーシュー、長ネギ、めんま、なるとなどが代表的です。
函館でラーメンと言えば塩ラーメンを意味するというほど定着しています。
函館朝市
海鮮を楽しむマストスポット
ラーメンと双璧をなす函館のグルメと言えば「海鮮」!函館で新鮮な海産物を食べることができる理由としては、三方を海に囲まれ、暖流と寒流が交わる好漁場だから。身の締まりや脂のりが良いさまざまな魚介類が、一年を通して水揚げされています。
そんな海鮮を楽しむのであれば外せないマストスポット、函館朝市。イクラやエビ、ウニなどが乗った海鮮丼も存分に味わうことができます。
カニやホタテをはじめとした海鮮の他にも、農産物や加工品などもずらりと並び、見ているだけで思わず頬が緩んでしまうかも?
ソフトクリーム
新鮮な牛乳で作られた絶品デザート
函館では至る所で美味しいソフトクリームを食べることができます。通称「ソフトクーム通り」と呼ばれる道があるほど、地元民からも観光客らもソフトクームは愛されているんです!
地元で生産された新鮮な牛乳をたっぷり使った、コクがあるのにさっぱりした味わいのソフトクリームは、季節を問わず食べたくなってしまうほど絶品です。
また、新鮮な牛乳の味わいを活かすため保存料等は極力控えています。そのため函館のソフトクームは想像よりも溶けやすいのです。遠慮せずがぶりと頬張っちゃいましょう!
見る
函館山
100万ドルの夜景
函館山からの夜景は、世界三大夜景の一つとして世界に広く知られています。
高さ334メートルの山頂展望台から市街地を見下ろすと、その近さに驚くはずです。山麓から連続する市街地は、まるで手が届きそうなほど目の前に見えるのです。
市街地のきらめく明かりの右側には津軽海峡、左側には函館湾の闇が広がり、よりいっそう美しい夜景を引き立てます。
さらに函館山には、夜景に浮かぶ「ハート」の文字を見つけると願いが叶うなんてジンクスも。ぜひその目で確かめてみてくださいね。
五稜郭跡
道内有数の観光スポット
戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となったのが五稜郭です。
名前の通り稜堡と呼ばれる5つの角があり、星形の五角形となっています。
この形を「西洋式土塁」といい、日本でこの形をしているのは函館の五稜郭の他にはもう一か所のみ。非常に珍しい、歴史的にも重要な建物なのです。
春は桜が咲き誇り、冬は堀が美しくライトアップされます。五稜郭を一望したいのであれば五稜郭タワーがおすすめです。107メートルの高さから、計算され尽くした五稜郭の全貌を見下ろすことができます。
金森赤レンガ倉庫
元町・ベイエリア観光の拠点
爽やかな海風が心地良いウォーターフロントに立ち並ぶ赤レンガ倉庫。明治20年に貿易用の営業倉庫として建てられた倉庫群で、平成21年には重要文化財にも指定されています。
三角屋根が特徴の、重厚で趣のある佇まいの倉庫には、函館の人気スイーツショップのカフェや、地ビールが味わえるレストラン、地域限定の遊び心満載のお土産屋などがぎゅっと凝縮されています。
元町・ベイエリア観光の拠点としても便利で、函館港を望む抜群の景観と異国情緒あふれる雰囲気も魅力的な赤レンガ倉庫。函館旅行の際は、ここでお土産を探しちゃいましょう。
遊ぶ
活いか釣堀
自分で釣ったイカは美味しさもひとしお!
函館朝市には気軽にいか釣り体験ができるコーナーがあります。早朝から営業しており、しかも室内施設なので、他の観光施設が空いていない時間や悪天候の際にも楽しめちゃいます。
毎朝、市場から海水ごと直送される新鮮で活きの良いイカ。水槽を元気に泳ぎ回る姿からも、その新鮮さと活きの良さが伺えます。
これだ!というイカに狙いを定めて釣り針をひっかけるようにすると・・・大人も子供も誰でもお手軽にイカを釣り上げることができちゃうんです!
釣った後のイカは、職人さんが見事な包丁さばきでお刺身にしてくれます。函館流に則って、ゴロと一緒にぱくっといっちゃいましょう!
湯の川温泉
旅の疲れを癒す
北海道きっての歓楽温泉である湯の川温泉。その歴史も古く、その発祥は承応2年だと言われています。
魅力的な宿やグルメが集うこのエリアには、おすすめ観光スポットが多くあります。中でもほっこり癒されポイントである「熱帯植物園」のさる山のプールは、12月から5月上旬には温泉に早変わり。
温泉に浸かって気持ち良さそうにくつろぐサルの姿は、まさに冬の風物詩とも言えるでしょう。なんとも愛らしい姿に思わず笑顔がこぼれることも。
また、湯の川温泉には日帰りで利用できる温泉も数多くございます。旅の疲れを温泉で癒してみてはいかがでしょうか!
パワースポット
函館護國神社
「縁結び」は尊い命の熱い想い
函館護國神社は、明治2年の戊申の役から太平洋戦争の終結に至るまでの、道南の戦死された青年兵士を御祭神としてお祀りしています。
御祭神はおおよそ13,000余柱。国難に殉じた郷土出身の御祭神を御祭りする神社はここだけです。
重い歴史のある由緒正しい神社ですが、実は縁結びの神社として有名です。御祭神の多くは、独身の、若い青年や少年、女性たち。
平和で暮らせる現在があるのも、国難に殉じた若い御祭神が尊い命を捧げたから・・・函館護國神社の縁結びは、若い兵士達への熱い想いから生まれたものなのです。
カトリック元町教会
日本唯一の祭壇
元町の代表的風景、教会群の一角を占めるカトリック元町教会。12世紀のゴシック建築様式を用いた、高くそびえるとがった屋根の大鐘楼が特徴的なこの教会は、国内では最も古い歴史を持ちます。
明治40年に全焼してしまいましたが、大正2年に現在の建物が完成しました。
聖堂の祭壇はローマ教皇ベネディクト15世から贈られた、日本唯一の貴重なものです。また、聖堂にはキリストの誕生から裁判にかけられるまでの絵画が飾られており、聖堂の裏にはルルドの洞窟もあるので、訪れた際にはゆっくりと見学してみてくださいね。
教会特有の静謐な空気は、神社とはまた違ったパワーを与えてくれます。
厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院
日本初の女子修道院
トラピスチヌ修道院は日本初の女子修道院です。バタークッキーなどで有名な北斗市のトラピスト修道院と名前が似ていますが、トラピスト修道院は男子修道院になります。
修道院の中は立ち入り禁止ですが、前庭の見学は可能です。神聖な空気が流れる前庭には、聖ミカエル像や慈しみのマリア像、ルルドの洞窟、旅人の聖堂などがあります。
売店で販売されているマダレナは、発売当初から変わらない原材料で、素朴でやさしい風味。こちらはネット販売もなく、まさに「ここ」でしか購入できないのでご注意ください!